夏でも、1枚あると頼りになる薄手のニットやカーディガン。
外は暑くても、電車やオフィス、カフェなどに入ると冷房が効いていて、少し肌寒く感じることがあります。そんなときに、さっと羽織れるサマーニットは便利な存在です。
バッグに入れて持ち歩いたり、肩にかけたり、室内に入ったら羽織ったり。夏のニットは、冬物とはまた違った使われ方をします。
今回は、そんな薄手ニットを日常の中できれいに保つための、ちょっとした扱い方やお手入れのコツをご紹介します。
夏のニットは着る時間より「持ち歩く時間」が長いことも
サマーニットや薄手のカーディガンは、1日の中でずっと着ているとは限りません。
通勤中はバッグの中、オフィスでは羽織りもの、外へ出るときはまた脱いで持ち歩く。旅行やお出かけでも、温度調節のために1枚持っていると安心です。
だからこそ気をつけたいのが、持ち歩いている間の扱いです。
バッグの中にぎゅっと押し込むとシワが付きやすく、生地同士の摩擦も起こりやすくなります。
できれば小さく丸めるのではなく、形を大きく崩さないようにやさしく畳んで持ち歩くのがおすすめです。
「着ているとき」だけでなく、持ち歩いている時間もニットをいたわることを意識してみましょう。
着たり脱いだりするときも少しだけ丁寧に
夏の薄手ニットは、軽くてやわらかなものが多いぶん、扱い方によっては形が変わりやすいことがあります。
特に、襟元や袖口、肩まわりは着脱のたびに力がかかりやすい部分です。
脱ぐときに襟元だけを強く引っ張ったり、袖を勢いよく抜いたりせず、衣類全体を支えるようにすると負担を減らしやすくなります。
また、椅子の背に長時間かけっぱなしにしたり、バッグの中でほかの荷物に押され続けたりすることも、型くずれの原因になる場合があります。
毎回完璧に扱う必要はありません。
ただ、何気ない動作を少しやさしくするだけでも、お気に入りのシルエットを保ちやすくなります。
帰宅後はそのまましまわず状態を確認
1日使ったカーディガンは、帰宅後すぐに収納せず、まず衣類の状態を見てみましょう。夏は着用時間が短くても、汗や湿気が残っていることがあります。
少し湿っていると感じたら、風通しのよい場所で休ませてから収納します。
ただし、薄手ニットはハンガーに長時間かけることで肩に跡が付いたり、重みで形が変わったりする場合があります。
素材や形に合わせて、平らな場所へ置くなど、なるべく負担の少ない方法を選びましょう。
洗うかどうかはその日の使い方で決める
夏のニットは、着るたびに必ず洗うというより、その日の使い方を見ながら判断します。
肌に直接触れて長時間着た日や、汗を多くかいた日、においや湿気が気になる場合は、早めにお手入れを。
冷房対策として短時間羽織っただけなら、すぐに洗濯せずまず衣類の状態を確認してもよいでしょう。
大切なのは、回数だけで決めないことです。
また、サマーニットにはコットンやリネン、ウール、レーヨンなどさまざまな素材が使われています。自宅で洗えるかどうかも含めて、洗濯前には必ず洗濯表示を確認してください。
夏ニットを洗うときは形を崩さないように
自宅で洗えるニットは、汚れを落とすことだけでなく、形を崩さないことも意識してお手入れします。
ウールやカシミヤなどの場合は、ぬるま湯または常温の水を使い、急激な温度変化を避けましょう。
洗うときは、強くこすったりねじったりせず、水の中で衣類をやさしく扱います。
特に薄手のニットは、襟元や袖口だけを持ち上げるのではなく、衣類全体を支えるように扱うのがポイントです。
脱水も長時間行わず、必要に応じて短時間にとどめます。
乾かす前にシルエットを整える
ニットは、乾かし方によって仕上がりが変わりやすいアイテムです。
水分を含んだ状態でハンガーにかけると、肩に跡が付いたり、着丈が伸びたりすることがあります。
平干しが適している衣類は、洗濯表示を確認したうえで、平らな状態で乾かしましょう。
その際、袖や身頃がねじれていないか、襟元が伸びていないかを確認し、やさしく形を整えておきます。
直射日光を避け、風通しのよい場所で陰干しすることも大切です。
乾いてから直すのではなく、乾かす前に整える。
薄手ニットをきれいに保つために、覚えておきたいポイントです。
ユーカランでニットケアを日常の習慣に
夏の薄手ニットなど、デリケートな衣類のお手入れにはユーカランを取り入れることもできます。
ユーカランは、ウールやニットなどのデリケート衣類に使用できる衣類用洗剤です。
手洗いの場合は、洗面器やシンクなどにぬるま湯または常温の水をため、ユーカランを適量加え、衣類をやさしく浸して洗います。
すすぎ不要で使えるため、「今日はカーディガン1枚だけお手入れしたい」というときにも取り入れやすいのが特徴です。
また、ラノリンを配合しているため、ウールやカシミヤなど、洗濯によって油分が失われやすい素材をケアしながら洗うことができます。
使用する際は、必ず衣類の洗濯表示を確認してください。
次に羽織る日まで気持ちよく
夏のカーディガンやサマーニットは、特別な日のためというより、毎日の暮らしの中で何度も手に取るアイテムです。
持ち歩くときはやさしく畳む。
着たり脱いだりするときは無理に引っ張らない。
帰宅後は状態を確認し、必要なときにお手入れする。
洗ったあとは、形を整えて乾かす。
そんな日々の小さなケアが、次に羽織るときの心地よさにつながります。
ユーカランを使ったお手入れも、そのための方法の1つです。
冷房の効いたオフィスでも、旅先でも、夕方のお出かけでも。
夏に何度も頼りたくなる1枚だからこそ、気負わず、やさしく整えてみてください。
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