少し涼しい風を感じるようになると、そろそろ秋の服が恋しくなります。
クローゼットの奥から久しぶりに取り出した薄手のニットやカーディガン、長袖のシャツ。
「去年もよく着たし、そのまま着ても大丈夫」と思うこともありますが、数か月しまっていた服には、着る前に少し確認しておきたいことがあります。
秋服を迎える最初のひと手間は、洗うことではなく、まず状態を見てあげること。
お気に入りの一着に気持ちよく袖を通すために、衣替えのタイミングでチェックしておきたいポイントを見ていきましょう。
まずは、服を広げて状態を見る

収納ケースやクローゼットから出した服は、すぐに着る前に一度広げてみましょう。
長期間たたんでいた衣類は、強い折りジワがついていたり、少し湿気を感じたりすることがあります。
また、一見きれいに見えても、肩や襟元などにほこりがついていることもあります。
まずは明るい場所で全体を見て、シワ・ほこり・変色・においなどがないか確認することが大切です。
ボタンが取れかけていないか。
糸がほつれていないか。
虫食いのような小さな穴がないか。
去年しまったときには気づかなかった変化が見つかることもあります。
すぐに着るかどうかを決める前に、1着ずつゆっくり見てみましょう。
収納していた服は、まず風を通す
見た目に問題がなくても、長くしまっていた衣類には収納場所特有のにおいが残っていることがあります。
そんなときは、すぐに洗う前に、ハンガーなどに掛けて風を通してみるのもひとつの方法です。
直射日光を避け、風通しのよい場所で少し休ませます。
「久しぶりに出したから、とりあえず洗う」ではなく、その服の状態を見て必要なお手入れを選ぶ。
それだけでも、衣類への負担を減らすことにつながります。
ただし、汗じみや汚れが残っている場合、強いにおいが気になる場合などは、洗濯表示を確認し、必要に応じて洗濯やクリーニングを行いましょう。
ニットは形や表面も確認して

秋になると最初に手に取りたくなるのが、薄手のニットやカーディガン。
ニットはやわらかく形が変わりやすいため、収納後は肩や袖、裾などを一度整えておきたいアイテムです。
たたみジワが強く残っていないか。
表面に毛羽立ちや毛玉がないか。
襟元や袖口が伸びていないか。
着る前に少し整えておくことで、その日の着心地や見え方も変わります。
毛玉などがある場合は、無理に引っ張らずに衣類に合った方法でやさしく整えましょう。
素材によって扱い方が異なるため、ケアの前には洗濯表示や製品の注意事項を確認することも忘れずに。
「洗ったほうがよさそう」と思ったら
服を確認して、「一度洗ってから着たい」と感じることもあります。
その場合も、まず確認したいのは洗濯表示です。
家庭で水洗いできるのか、手洗いができるのか、クリーニングが必要なのかを確認しましょう。
特にウールやカシミヤなどのデリケートな素材は、一般的な衣類と同じ感覚で洗わず、衣類に合った方法を選ぶことが大切です。
ユーカランは、ウールやカシミヤをはじめとしたデリケート衣類のお手入れにも使える、すすぎ不要の洗剤です。
家庭で水洗いできる衣類であれば、洗濯表示を確認したうえで使用できます。
手洗いの場合は、ぬるま湯または常温の水に適量のユーカランを加え、衣類をやさしく浸します。
久しぶりに着る一着だからこそ、急いで洗うのではなく、衣類に合った方法で整えることを大切にしたいものです。
着る前のチェックは、秋の小さな衣替え
衣替えというと、「夏服をしまって、秋服を出す」という大きな作業を思い浮かべます。
けれど、すべてを一度に入れ替えなくても構いません。
朝晩が少し涼しくなった日に、薄手のカーディガンを1枚出す。
週末にニットを数着だけ確認する。
そんなふうに、少しずつ季節を進めていくのもひとつの方法です。
秋服を1着ずつ迎える時間そのものを、衣替えと考えてみる。
そうすると、クローゼットを丸ごと整理するよりも、少し気軽に取り組めるかもしれません。
今年も着たいと思える服を、もう一度
数か月ぶりに出した服を手にすると、「やっぱり好きだな」と思える一着があります。
形が好きだったり、肌ざわりが心地よかったり、去年の思い出が残っていたり。
反対に、今年は少し気分が違うと感じる服もあるでしょう。
それも、季節が変わるたびにクローゼットを見直す楽しさのひとつです。
まずは状態を確認する。
必要なら風を通す。
お手入れが必要なら、その服に合った方法で整える。
そして、今年も着たいと思えたら、またクローゼットの手前へ。
久しぶりの一着との再会を、秋の始まりの小さな楽しみにしてみてはいかがでしょうか。
秋服を出したときに、お手入れが必要だと感じたら。
すすぎ不要のEUCALANを、デリケートな衣類を整える選択肢のひとつに。